
日本インストラクター協会の評判・口コミは?
「教えるスキル」ってどうやって判断すればいい?
学生時代、自分では勉強してよく分かったつもりの事柄でも、その内容を友達に説明して教えようとすると、どんな順序で話して伝えていけばいいのか、途端によく分からなくなってしまった…という経験、お持ちではありませんか?
他人が分かりやすいように的確にアドバイスして教えるというのは、自分が理解することよりも、ずっとずっと難しいもの。
しかも、その能力を備えているかどうかは、目に見えません。例えばお子さんに家庭教師をつけよう!と考えたとき、その人がきちんと勉強を教えることができる人かどうかは外見からは分かりませんよね。「この家庭教師会社の人だから信用できるだろう」「国立大学出身だから大丈夫だろう」など、その人の持つスキルを判断するための根拠がないと困ってしまいます。
世の中にはさまざまな技術があり、講師として働く人もたくさんいます。あなたが講師を招く立場になった時、教えることの専門家=インストラクター資格の有無、という客観的な尺度があれば、安心してお願いすることができますよね!
逆に講師として仕事を受けたい人にとっては、必要不可欠な資格とも言えます。
「日本インストラクター技術協会」ってなに?
公式ホームページで紹介されている主な目的は、以下の3つです。
- 技術、知識、教える力の認定
- 資格者の社会的地位の確立
- 人材の育成
「日本インストラクター技術協会」は、「教える力」を持っているかどうかを念頭に、さまざまなスキルの水準を認定する団体です。
このように客観的に指導能力を認定することで技術や知識の水準を示すことができ、その技術に関連した企業や個人の業務を円滑に進めることのサポートにもなります。つまり、インストラクター資格を持つ人の社会的地位を確かなものとする役割も担っています。
また、現場で求められるスキルをきちんと把握することで、能力をきちんと備えた人材の育成にも力を入れています。
口コミで評判のインストラクターの資格は?
2016年12月現在、日本インストラクター技術協会で認定しているインストラクターは41種類です。そのジャンルは、エクステリア心理士、ドライフルーツ製法インストラクター、ホロスコープ鑑定士、キッチン心理士、建築CADインストラクターなど、多岐にわたります。
今、注目されているのはどんなインストラクターなのでしょうか?口コミのある、2つの資格をご紹介しましょう。
- 食用油アドバイザー
「普段はケアホームの調理師として働いていますが、入所者さんの健康のことをより考えた献立を作りたくて受講しました。入所者さんのご家族に対して、メニューの助言をすることもあります。昔勉強した時には見聞きしなかった知識も得られてよかったです」
食用油には、さまざまな種類があります。菜種(いわゆるキャノーラ油ですね)、べにばな、ゴマ、とうもろこし、大豆、オリーブ、などよく知られたもののほか、ココナッツ、ヘンプ(麻)、グレープシードなど、新たに身近になったオイルもありますよね。
油と聞くとカロリーが心配で避けてしまうかもしれませんが、適度な油脂の摂取は健やかな体作りに不可欠。オイルの特性を生かせば、ダイエットのサポートにもなりますし、効果的なビタミンEの補給、便秘の解消、血圧正常化など、期待できることがたくさんあります。単純にオイルについての知識だけでなく、オイルに合わせたレシピについてもアドバイスできます。
- 色彩インストラクター
「デザイナーです。色について知るだけでなく、この資格を持つことでクライアントからより信頼されていると感じるようになりました。仕事を受注するだけでなく、いずれはスクールの講師としても活動したいなと思っています」
色相、彩度、明度、色味、色のコントラストなど色そのものについて学ぶほか、色覚異常などハンディを持つ人に配慮したユニバーサルな配色などを深く知ることができます。資格を取得し、講師活動などに従事することができます。
皆さんもぜひ、インストラクター資格をキャリアアップにつなげてください!